茨城県大洗町の酒 月の井(つきのい) 和の月(なのつき)

月の井酒造さんは、茨城県の大洗町という港町にあります。

昔から漁船の出船入船の祝い酒として飲まれていました。
飲む方々の健康を願い、少しでも身体に優しい酒でありたい。
産地にこだわった有機米と酵母無添加の伝統的な生もと造りを中心に
流行に左右されず、偽りのない、原料の力を生かした
唯一無二の日本酒を醸しています。

有機栽培米を使って・・そして・・酵母無添加
生もと仕込みで醸す「和の月」
有機のお酒「和の月」このお酒は「なのつき」と読みます。
原料が有機米というだけでなく、酵母無添加の生もと造りで醸す伝統的なお酒です。
月の井創業140周年を記念して立ち上げたオーガニック日本酒「和の月」は、山崎正志氏が栽培し有機認定を受けた酒造好適米を使い、仕込む酒蔵は、熱湯と布できれいに拭きあげ、有機のお酒と称するための厳しい基準をクリアしてきました。
「ていねいな酒造り」をこだわりぬいてできあがった、洗米から仕上げまで昔ながらの手づくりのお酒です。
蔵元ホームページより
唯一無二の味わい
茨城県産の有機栽培米を使用し、乳酸や酵母を添加しない伝統的な生酛造りで醸す純米酒。
生もと造りの酒の特徴は、表面的な味だけではなく、緩衝力にあります。
味の成分や刺激をまとめたり和らげたりする力のことを緩衝力と言い、どんな食べ物もその包容力で幅広く受け止め、食の場を豊かに盛り上げてくれます。
洗米から搾りまで、全てにおいて有機的な工程にこだわり、より身体に優しい日本酒を目指し、蔵の想いと個性を宿した唯一無二の味わいです。
こだわりの酒造好適米
和の月に使用する酒造好適米「美山錦」を契約栽培している山正志氏が、有機栽培米に取り組んだのは昭和62年でした。
化学肥料や農薬を使わない土づくりから始まり、地力ある田ができるまで3年かかったといいます。
それから10年後の平成12年11月、茨城県内で初めてJAS(日本農林規格)法に基づく有機農産物検査認定制度で認定を受けました。
その苦労の末に栽培に成功した山崎氏の有機米は普通米に比べて冴えのある、輝きがあります。
麹の力で米を溶かし、酵母による醗酵の勢いを大切にする
その為に、醪の温度コントロールを行いません。
毎日の変化を、そして大洗町の気候風土を感じながら
常温の蔵で醸しています。