運営は実在店舗のあります、名古屋市「丸又商店」店主の横地準が行っています。
日本桜の名所百選に選ばれる「五条川桜」
その五条川桜千個の桜の花から、わずかに一個だけとれた
正に奇跡の酵母!!
奇跡の酵母「桜酵母」誕生秘話
勲碧 五条川桜 純米吟醸あらばしり 無ろ過生原酒 1,800ml 720ml は、例年3下旬に発売されます。
五条川の桜から酵母を取り出し酒にしてみようじゃないか!!そんな声が、地元の大口町から掛かってきました。町おこしに一役買わなければ、地元の酒蔵としての存在意義が問われます。ここは協力を惜しんではいけない。
しかし、酵母の分離など簡単なことではありません。
一年目非公式に食品工業技術センターの伊藤先生が取り組まれたがやはり1個も分離に成功しませんでした。
二年目、今度は町おこしの補助金を得て再び、先生に挑戦してもらう。今回は、1年目の反省も含めて咲いたばかりの花、満開の花、などいろいろな花を、1000個採取し取り組みました。
採取した花を5個ずつ試験管に入れ、約200本の中から分離を試みます。
そして、わずか1個だけ分離に成功し、昨年の3月120kgの試験醸造に取り組みました。ここからが、蔵元の出番で、もろみ経過のデータのないまま、そしてお米はうるち米のあいちのかおり、不安と期待の交錯する1ヶ月でした。
結果は、伊藤先生も驚く好結果。もちろん、蔵元の安堵感は並ではありませんでした。
昨年末、総米900kgの本格醸造に挑み、大好評を博しました。
そして、春増産の要請を受けたが、2本ともあいちのかおりを使う事は杜氏の精神的負担が大きすぎるので、1本は山田錦を使用しました。
結果、うまい酒が出来た~!!・・・あ~本当に良かった~!!
→酵母を分離したのは、伊藤先生で決して蔵元ではありません。伊藤先生の成果は、まぎれもない奇跡です。
<この文章は、勲碧酒造さんから頂いた話を載せました。>
説明付き / 写真のみ
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