茨城県大洗町の酒。純米の樽酒です。
普段はなかなか味わうことの出来ない「樽酒」ですが、
月の井酒造さんでは、1年に1度この時期だけ発売されます。

明治時代の半ばまで、お酒は木の樽に詰めて出荷されるものでした。
お酒の歴史は、木の香りとともにあったのです。
今年も、旨味たっぷり、飲み応え十分の味わいに杉の香味をまとわせた樽酒(純米)をご案内する季節になりました。
是非、お楽しみください。
お薦め飲み頃温度帯
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△ |
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- 蔵元さんからのメッセージ
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<スタッフA>
普段はなかなか味わうことの出来ない「樽酒」。
1年に1度、この時期だけのご購入チャンスです。
お家に木の枡が無くても、大きな酒樽を鏡開きしなくとも、新酒の旨味と杉の木の上品な香り・・・日本酒の「通な味わい」を楽しむことが出来ます。
また、杉樽の芳香は森林浴をしたときのようなアロマ効果を促すそうで、
おやすみ前の一杯に是非おすすめしたい逸品です。
<スタッフB>
今年の出羽燦々はかなり溶けた為、アミノ酸たっぷりの旨口になっています。
魚料理はもちろん、赤身のお肉とも相性抜群。
月の井らしいシャープな口当たりとキレの良さ、そして上品な樽の香りが鼻にぬけ、だらだらと余韻にひたるお酒です。
<スタッフC>
今期搾りあがりました純米酒を4斗樽に詰替え、適度な香りが付いたところで加水・火入・瓶詰めをする樽酒になります。
新酒らしい味わいと、弊社の造りの特徴である醪で完熟させた安定感。
樽の香りと合わさりとてもバランスの良い逸品です。
- 店主からのオススメポイント
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店主の試飲の感想です。
猪口を鼻に近づけると、程よい樽の香り。
そこに、米麹の甘さからくるであろう、いや樽の成分から来るであろう(ワインのコメントで使われる)バニラ香が安らぎを覚える。
味わいはやや辛口の中に「旨み」を感じる、旨辛いとでも表現すればいいのだろうか。
そして、くどさを感じないさわやかな純米酒です。
そうです。この酒は、樽酒としてのバランスをちゃんと考慮しながら、絶妙なバランスで仕上がっています。
燗を付けて、焼き魚に合いそうです。
でも、酸度が2.8あるので、最初の淡い飲み口を感じるイメージとは違い、しっかりとした頼りがいのある酒質から、熱い燗が真価を発揮してくれると思います。

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